うさぎの暑さ対策 春から夏は要注意!

夏のひまわり

暑さはうさぎの大敵です

うさぎの暑さ対策 春から夏は要注意!しっかり対策をして暑い日本の夏を乗り切りましょう。熱中症に気を付けましょう。人間は汗をかくことで体温を調整できますが、うさぎはほとんど汗をかきません。ウサギは汗をかかない代わりに大きな耳から熱を逃がして体温を調整します。身体を伸ばして耳を大きくひろげているときは、体の面積をひろげて熱を放出しようとしているので、触ったりかまったりせずにゆっくり休ませてあげましょう。(うさぎは汗をかかず、足の裏まで毛に覆われているので体温調節が苦手なのです)

春も油断はできません

3月下旬から4月の春にかけても、日中は20度台後半まで気温があがることがあり、油断できない季節です。うさぎの体温は38度〜40度と人間よりも高く、からだが毛に覆われていて体温調整が苦手なため、急な温度変化に弱い生き物です。寒さが緩み始めた春の初めでも、日差しが強い日の室内は思ってもいない高温になることがあります。十分に気を付けてあげましょう。ひなたにケージがあると、うさぎは暑さから逃げることができませんので、ケージを置く場所も重要です。風通しがよい涼しい場所においてあげてください。

暑さを元気に乗り切るために

暑さを元気に乗り切るために、気温が高くなる季節は工夫が必要です。特に日本のような高温多湿の環境では、致命的な体調不良になることも珍しくありません。夏場は30度を超える日が多くあるため、外出時もエアコンをつけて出かけるなど、配慮が必要です。うさぎにとって過ごしやすいのは室温15〜26度・湿度40〜60%くらいの環境です。うさぎのいる部屋が適切な温度・湿度になるようにしてあげてください。

食欲がなくなってしまった場合

食欲がなくなってしまった場合、少量のおやつを与えて栄養補給することも有効です。牧草やペレットは食べなくても、おいしいおやつなら食べてくれることがあります。ただし、うさぎは警戒心がとても強く、初めての食べ物はなかなか口を付けない習性がありますので、日ごろからオヤツでコミュニケーションをとりながら、いろいろな食べ物になれさせてあげてください。おやつは「甘やかす」ということではなく、いざというときに柔軟にエサを食べてくれるようにするために、大切なものだと思います。うさぎが食べられるものはこちら「うさぎのおやつは何をあげたらいいの?」やこちらの「うさぎにあげてもいい野菜・くだもの」の記事も参考にしてください。

うさぎの暑さ対策

うさぎの暑さ対策のために、たくさんのグッズが販売されています。これから紹介するグッズを使うことでうさぎが過ごしやすい環境を作ることが可能です。ですが、日本の夏はほとんどの地域で夏は30度近くまで気温があがりますので、日陰の風通しが良い場所で25度前後の環境を準備するか、エアコンで適温を維持するのは必須になるかと思います。特に、最近の品種は短い耳のものが良いとされる風潮があり、体温調節のための耳の面積が小さくなっています。気温28度は危険ゾーンと考えてください。

扇風機を使う

扇風機を使うのも有効です。扇風機を首振りモードに設定してあげると良いでしょう。風がくることで体温をさげることができるので、効果は大きいです。風が吹くことで毛の中にこもった熱が排出され、暑さから身を守る助けになります。常に風が当たり続けると体温が下がりすぎたり、目が乾いてしまったりして体調を崩してしまいますので、空気の流れがある環境を作るために使いましょう。

保冷剤をおく

保冷剤をおくのも効果があります。ただし、うさぎが有毒な保冷剤を食べてしまわないように工夫しなければいけません。ケージの中には入れず、噛まれないようにケージの上に置いたり、すのこの床下に入れて温度をさげるなど工夫してください。キャンプにつかクーラーボックス用の大容量の保冷剤などが良いと思います。小動物専用のものも売っていますが、一般的な保冷剤でも問題なく使用できます。うさぎがかじることのできない場所におきましょう。冷たい空気は暖かい空気よりも下に流れますので、ケージの天井に置くやり方がおすすめです。毎日使うものですので、ひとつを使いながら、もうひとつ明日のために冷凍庫で凍らせるようにすると便利ですので、2つくらいは持っておくと良いと思います。

冷却ボードをおく

冷却ボードがペット用品会社から販売されています。放熱性の高いアルミや石を使ったものが出ており、触るとひんやりします。細かな凹凸で表面積を増やして放熱効率を高めた製品などが出ており、ケージの中に入れてやるとボードの上で体を伸ばして気持ちよさそうにくつろぎます。

熱中症になってしまったら

熱中症になってしまったら、すぐに病院につれていってください。体を長く伸ばして呼吸が荒くなり、耳が赤く、よだれが出たり、立ち上がることができなくなったら大変危険な状態です。「様子をみる」ことはせずに、すぐに応急処置をして動物病院につれていきましょう。応急処置は「みんなのどうぶつ病気大百科」さんの内容が参考になります。

治療

体温を徐々に下げるため、水で濡らしたタオルなどで全身を包みます。ただし、急激に体温を下げると危険なことがありますので、冷たすぎる水を使わないようにするなど注意をしましょう。意識があり、水が飲める状態であれば、新鮮な水を飲ませます。ここまでの応急処置をしながら、なるべく早急に動物病院さんに連絡して診てもらいましょう。ショック状態であれば点滴を行い、ステロイド剤の投与をします。お宅での応急処置で症状がいったんは落ち着いていても、その後、胃腸粘膜の障害や血尿、肝不全などを起こすこともあります。必ず、動物病院さんで診察してもらうようにしましょう。

https://www.anicom-sompo.co.jp/doubutsu_pedia/node/1140

動物病院はたくさんありますが、うさぎは特殊な動物です。犬や猫をメインに診ているお医者さんでは、うさぎの治療ができないことがあります。緊急事態が来る前に、いざというときに駆け込める動物病院を調べておきましょう。こちらの「うさぎを診てもらえる動物病院 元気がない時のために」で紹介している病院や、calooペット ウサギを診察する動物病院動物病院検索 うさぎの動物病院をチェックしておくと良いでしょう。