ネザーランドドワーフ

ネザーランドドワーフ

ネザーランドドワーフ

ネザーランドドワーフはオランダ起源の小型のうさぎです。体重は0.8kg~1.2kgほどになります。テレビなどではピーターラビットのモデルとして紹介されることがあります(実際は作者が飼っていた耳の長いアナウサギがモデルだそうです)。20世紀前半のオランダで小型のポーリッシュ種(0.45kg~0.91kg)と野生のアナウサギを交配して生まれました。短毛小型で、ひとによく懐く子とあまり馴れない子がいます。この差はネザーランドドワーフが生まれた歴史に関係があります(後述)。小さい品種ですが活発に運動するのが大好きです。

ネザーランドドワーフの特徴

ネザーランドドワーフの特徴は、丸い顔と短く小さな耳です。ホーランドロップやミニレッキス、ジャージーウーリーなどネザーランドドワーフと他の種を交配させて生まれました。ですから、ホーランドロップやミニレッキス、ジャージーウーリーの親をたどればネザーランドドワーフにいきつきます。「ちいさい」特徴を受け継がせるためですね。ネザーランドドワーフといえばまるい顔と小さく短い耳が特筆されがちですが、「小さい」ことが一番の特徴といえそうです(名前のドワーフは小人のことですので、その名前からも特徴がよくわかりますね。

品種改良によって小さな体と短い耳になっていますので、耳から熱を逃がして体温調節するのが苦手です。からだが小さく表面積がせまいことも同様に放熱して体温をさげるのに不利になっています。気温が高くなる時期は暑さをしのぐ工夫をしてあげる必要があります。参考:うさぎの暑さ対策 春から夏は要注意!

ネザーランドドワーフ

https://en.wikipedia.org/wiki/Netherland_Dwarf_rabbit

ご先祖様は狂暴?ネザーランドドワーフの性格

現在、かわいらしい見た目からペットとして人気のあるネザーランドドワーフですが、1970~80年代の初期の頃には攻撃的な性格のうさぎだったそうです。

これは品種を小さいサイズに固定化するために、野生のうさぎを交配させていた影響で驚きやすく、狂暴・野性的な面が色濃く出てしまったとのことです。いまネザーランドドワーフといえば温和で優しい性格で認知されていますが、このような歴史的な経緯から、人に懐きにくい個体がときどきいるそうです。

アナウサギ
アナウサギ

ネザーランドドワーフの色

ネザーランドドワーフの色はたくさんの種類があります。

  • ヒマラヤン
  • ブラック
  • ブルー
  • チョコレート
  • ライラック
  • スモールパール
  • セーブルポイント
  • チェストナット
  • シャムセーブル
  • オパール
  • リンクス
  • チンチラ
  • シルバー テン
  • セーブル テン
  • オレンジ

上記のようにバリエーションに富んでいます。うさぎの種類はいくつかありますが、毛色や模様の多様性はネザーランドドワーフの特徴のひとつと言えるかもしれません。

純血種にこだわる必要はない

ネザーランドドワーフ
ネザーランドドワーフ

ペットショップなどでネザーランドドワーフとして販売されているものの中には、血統書つきの純血種ではないものも多くいます。少し面長な顔つきで、厳密な意味では「ネザーランドドワーフ」と呼べないのかもしれませんが、品評会やコンテストに出すのでもない限り、こだわる必要はないと思います。こんなことを書くと叱られるかもしれませんが、もともと自然界にいた品種ではなく、20世紀の初め頃にオランダで作られた品種です。ARBA(American Rabbit Breeders Association)というアメリカの団体が定めたネザーランドドワーフの基準はありますが、ペットとして家族に迎えるうさぎならば「この子がかわいい」とピンときたうさぎさんが一番良いと思います。